備忘録:容量がおかしくなったUSBメモリの直し方(Windowsを使います)
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
僕はクロスOS使いなのでUSBメモリを主にUbuntuをインストールするのに使っているんですが(あるいはWidows11の完全新規インストール用のUSBとして使っている)、どちらの場合もその用途で使った後別の用途で使おうと思うとUSBメモリのサイズが本来のものと違って16MB(!)になっていたり、4GBになっていたりします。
これ、そのまま使うのは不可能か、あるいは本来のポテンシャルを何も活かせていない結論になるので修理したいと思います。
いちばん簡単な方法はWindowsでDiskpartコマンドを使って修正するのが手っ取り早いので、方法を説明します。
ただし、操作に失敗するとメインのSSDの中身が蒸発したりする恐ろしいコマンドなので、最後まで記事を読み、注意点を確認し、どう操作するかをちゃんと確認の上で行って下さい。
手を動かしながら読む場合、まず全部読んでから最初に戻って手を動かしながら読んで下さい。本気で危険な方法です。
まずスタートメニューからcmd.exeを管理者として実行する
後で使うDiskpartコマンドなんですが、管理者で呼び出さないと上手く動かない可能性があるので、Windows10/11を問わず、検索窓で「cmd」を検索すると「cmd.exe」が結果で出てくるので右クリックで「管理者として実行」を選択します。管理者で実行していいかダイアログがでますのでOKで閉じます。
開いたcmd.exeの黒窓をクリックして入力可能状態にして次に進みます。
diskpartコマンドを実行します(ここはまだ怖くないです)
cmd.exeで開いた画面に「diskpart」を打ち込んでエンターします。すると一瞬間があってdiskpartが実行されます。ここまでは大丈夫です。怖くないです。
list diskコマンドでUSBディスクを確認する(ここもまだ怖くないです)
diskpartが実行されてコマンドを打てる画面になったら、「list disk」を打ち込んでエンターします。ここまでは怖くないです。怖いのは次です。
list diskの結果、ディスクのリストが数字付きで表示されます。その中から、自分が直したいUSBディスクを探します。手がかりは容量で、今刺しているUSBメモリに一番近い容量のディスクを探し、その番号を覚えておきます。
ここで間違ったディスクを選択すると、そのディスクがフォーマットされてデータが蒸発するので要注意です。
select disk xでディスク番号を選択する
これから操作するディスクを選択するため、select disk xを入力します。xはさっき確認したディスク番号です。例えば、select disk 5となります。
パーティションの削除からFAT32にフォーマットするまで
ここから一気にパーティションを削除してFAT32にフォーマットします。
次のコマンドを順に実行して下さい。
clean
create partition primary
format fs=fat32 quick
assign
これでUSBメモリがFAT32でフォーマットされ、おかしくなっていた容量ももとに戻っているはずです。
この作業割とするわりには忘れがちなのでメモっておきました。
この作業はOSインストールを繰り返すものとしてはどうしても必要な作業なのでわりと回数を行なうんですが、そのたびに忘れて調べるので、調べ先のサイトが消えると作業の再現性がなくなるので自分のブログに残しておく事にしました。
今日もやったんですが無事終わりましたよ。
この記事を書いた人 Wrote this article
devildaredevil 男性
ガジェットとAppleとTRPGが大好きな中年男です。文章をとにかく書くのが好きなので毎日のように色々なブログで文章を打ちまくっています。もし何か心に引っかかるものがあれば私のTwitterをフォローして頂けると更新情報が流れます。