Ubuntu24.04LTSにTP-Link Archer T2U Nanoのドライバを入れる

こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
 今日はクロスOSのアプリを組むのに、とりあえずMacとWindowsが終わったので(アプリ自体は出来て動作も確認・ただし配布には認証・公証が必要なのでその作業は別途必要)、今度はUbuntu24.04LTSでアプリビルドしようとしていたら突然使っていた無線LANドングルの「TP-Link Archer T2U Nano」が反応しなくなって(というかデバイスから消えて)指し直しても再起動しても駄目だったので、USB-Cto有線LANハブでLANに直結してドライバをインストールし直して直したのでメモを残しておきます。

TP-Link Archer T2U Nanoとは

Amazonで安いUSB-A形式のWi-Fiドングルです。それなりに速度は出るんですが、Ubuntuでは標準ドライバで動かないので、一旦有線で接続してデータを持ってくるかUSB経由でデータを持ってきてドライバをビルドしないといけません(ただし結局dkms入れるのにネット接続必要なので結局有線になりますね)。
 一応アフィっておきますね。

TP-Link Archer T2U NanoのUbuntuでのドライバの入れ方

TP-Link Archer T2U NanoをUbuntuで使うには、「RTL8812auドライバのインストール」が必要です。
 しかし「RTL8812auドライバのインストール」の前に「dkms」というシステムを導入しないと駄目なので、ターミナルから以下を入力します。

sudo apt-get install dkms

これでdkmsがインストールされるので、早速「RTL8812auドライバのインストール」を行います。

まずGitHubから「RTL8812auドライバ」のコードをクローン(ローカルにコピーするという意味で考えて下さい)してきます。

git clone https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git

これを実行するとローカルに「rtl8812au」というフォルダが掘られるので、そこに移動します。

cd rtl8812au

そうすると「rtl8812au」フォルダに移動するので、ここでドライバをコンパイルします。

sudo make dkms_install

これでデバイスドライバはインストールされました。
 Ubuntuを再起動すれば問題なく「TP-Link Archer T2U Nano」が使えるようになっているはずです。

一回有線で繋がないといけないのが面倒くさいんですが

TP-Link Archer T2U Nanoはデバイスドライバを自分で用意しないといけないので一回有線LANに繋がないといけないのが面倒なんですが、かわりに最高速度が440Mbps出てそれなりに使えるので便利なんですよね。

有線LANを用意できる人は(そもそもパソコンのポートにLANポートがあったら無線LAN子機なんて買ってないので、変換ハブを持っている人だけですね)わりと使えるのでお勧めです。

もう一回アフィっておきます。

まあどちらかというと備忘録です。
 簡単に復旧できたので良かったです。

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