クロスOSエディタの進捗:完成目前です→あと1つだけ機能追加で
こんにちは、如月翔也(@showya_kiss)です。
今日は自分用に作っているクロスOSエディタ、名前は「Vinsert(ヴィンサート)」の進捗報告です。
Vinsetとは
Vinsertの名前は「Vinsert Is New Simple Editor ny Rust and Tauri」の頭文字で、一時期のオープンソースの命名方法を踏襲しています。
一応「Simple」としているんですが、テーマ機能やPythonでの機能拡張に対応しており、これから色々量産していく予定なので将来的には「Simple」を「Smart」に書き換えたいな、とは思っています。
今やっている部分
今やっている部分は、詳しく言うと今回はRust+Tauri2.5+PYO3 0.22.6を使ってPythonでの拡張機能を搭載しているんですが、今のコードだとPythonはユーザー側がセットアップしないといけないんですよ。面倒くさいですよね。
そこでpython-build-standaloneというのを使ってアプリ自体にPythonを内蔵してしまおうとしていて、今Macでは上手く行っています。これをWindowsとLinuxで動かせればほぼ完成です。
一応WindowsはPython内蔵前の段階でビルドできて動いていたのでPythonを内蔵するのに苦労しても1〜2日、Linuxはまだ手を付けていないのですが基本的にMacと変わらないので環境設定から始めて2〜3日と踏んでいます。
今どうしても追加したい機能は
今どうしても追加したい機能は、アプリ起動時に開発者コンソールのログに今使っているPythonが「アプリ内蔵のPython」なのか「ユーザー環境のPython」なのかを明示したいんですよね。
その機能を追加しておけば、自分で作ったビルドで起動した時に「アプリ内蔵のPython」で動いていますよ、と出れば安心して配布できるので。
今の頭痛の種
一応App Storeにも申請予定なんですが、野良DMGでもアプリを配布しようと思っていて(テーマとか拡張機能を配るので公式ページがどっちにせよ必要なので)、そのためにはアプリだけ認証・公証すれば良い(App Storeにあげるならこれだけで十分なんですが)のですが、野良DMGを配る場合DMGも認証・交渉しないとGatekeeperで蹴られて起動しないのでその設定を頑張らないといけないのです。
でもまあ、今Claude Proがレート制限で寝ていますが、起きたらPythonの判別機能をつけて完成、ビルドしてから認証・交渉すればバージョン1.00は完成なのでそろそろ公式ページに取り掛かろうかな、と思います。
あくまで自分用に作ったものなんですが、わりとクロスOSで同じ使い勝手、タイプライターモードがあってテーマがあって機能拡張を使えるエディタって見ないので(あったら開発してないでそれを使ってます。Sublime Text4はかなり惜しかったんですがタイプライターモードの実装ができてなかったのと、IMEを前提にしていないので最下段で長く書くと未確定文字が画面をはみ出して読めないんですよね)、一応日本語・英語・フランス語対応ですし、ロケールを協力してもらうなり自分で翻訳すれば何の言語でも使えますです。
という訳であと一歩です。
という訳であと一歩です。かなりいいところまで追い込んできているので盆開けまでに完成させたいですね。
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devildaredevil 男性
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